どうも、木村です。
前回まででこのサイトのメインの記事は終了です。
現在の僕らの置かれている状況と、僕らが目指していくべきもの「(僕らの)ビジネス」というお話しをしました。
覚えてますか、「(僕らの)ビジネス」とはどういったものだったか?
「理想の世界を提示して仲間を集め、理想の世界に共に向かっていく途中で収益を発生させていく」
というものでしたね。
それで、どうでしたかね。
あんまりにも突拍子がなさすぎて、ポケーっとなってしまいましたか?
前にも言いましたが、僕はこの話を初めて聞いたときポケーっとなってしまい、「(僕らの)ビジネス」を理解して始めるのに数年かかったタイプの人間です。
でも、今では「(僕らの)ビジネス」を知ることができて、助かったな~と思いますし、正直これを知らなかったらと思うとゾッとするというのが偽らざる本音です。
「(僕らの)ビジネス」が上手く回っていくようになるまでは時間がかかるかもしれませんが、最終的な目標としてしっかりと持っておきましょう。
そして、毎日何かを選択するときはできる限り「(僕らの)ビジネス」に近づいていけそうな方を選んで、行動していくのが賢いやり方です。
例えばですが、この中に「アフィリエイト」をやろうと考えている人がいたとします。
もちろんやってもいいでしょう。
でも、前回までの話を活かして、まずは「機械に乗っ取られないかな?」「誰でもできることじゃないかな?」「外部への依存要因が高すぎないかな?」といったことを考えてみましょう。
そして、それらを考えた上で、「(僕らの)ビジネス」を完成させるまでのつなぎとしてやっていこうと言うなら、問題ないと思います。
実際に僕はそういった考え方でやってます。
「アフィリエイト最高!」「せどりが一番!」と考えてやってる人とでは、同じことをしていても雲泥の差があります。
これからのお話
で、前回まででお伝えしたいことの骨子はすべてお話ししたつもりですが、全体像を見やすくするためにスッキリさせすぎた面もあります。
そして、所詮文章ですから伝わることには限界があります。
人間は言葉から得ている情報は少なく、ほとんどは相手の仕草や表情から情報を得ているというのは有名な話です。
だから、オンライン上では絵文字とか使って必死に気持ちを伝えようとするんですよね(*^_^*)
ということで、これからは具体例を交えてメインの記事を補足したり、言いたいことが伝わるように同じことを手を変え品を変えながら、何度もくどくどと言っていきたいと思います(笑)。
はじめの一歩シリーズをスタートさせます
このブログの読者は、大半が「パニック障害で将来が不安だ」と思っている方々です。
その中には、将来の不安を解消するためにすでに動き出している方もいらっしゃるでしょう。
でも、パニック障害の症状がしんどくてまだ動けていない人、動かなきゃと思いながらもなかなか動けない人がその100倍ぐらいいるのも間違いないとこです。
ですから、最初の一歩を踏み出しやすいように、今回からは補足の第一弾として「はじめの一歩」シリーズというのをやっていきます。
具体的には「自分が本当にやりたいことの見つけ方」「情報発信の仕方」「僕がやってきたこと」などです。
前置きが長くなりましたが、今日の本題に行きましょう。
今日は、「自分が本当にやりたいことを見つける方法」のお話しです。
やりたいことを見つけるのは難しい
いきなりテンションが下がるお話しで恐縮ですが、自分が本当にやりたいことを見つけるのは僕らには非常に難しいことです。
もちろん、感受性が豊かな方や、何か衝撃的な体験をされた方などは、やりたいことを見つけている人もいます。
でも、やっぱり圧倒的な少数派です。
じゃなきゃ老いも若きも男も女も「パズドラ」やってるはずがありません。
では、何故やりたいことが見つからないかと言えば、いろんな意見があるかとは思いますが、一番大きな理由は僕らがそうやって育てられてきたからです。
どういうことかといえば、明治の最初に近代化する必要があった日本では「工場で働ける人(規則や規律を守って集団行動できる人)」を作る必要がありました。
そして、学校教育でそういった人たちを作り上げたのです。
驚くべきことは、未だにその流れのまま(社会は激変しているのに)の教育がなされていることです(現場の先生は素晴らしい方が多いですよ)。
僕らは「工場で働ける人(規則や規律を守って集団行動できる人)」なのですから、自分の意思や感情を押し殺すということを得意とする人間です。
子供の頃の多感な時代に10年以上もそんな教育されたら、自分のやりたいことが見つからないのは当然だと思いませんか。
非常に悲しいことですが、これが現実ですのでそこは理解しておきましょう。
自分が本当にやりたいこととは
では、厳しい現実を受け止めたとして、次に「自分が本当にやりたいこと」とはどういうものかを見ていきましょう。
「自分が本当にやりたいこと」の基準は人それぞれだと思いますが、僕は次の2点の要素を満たすものだと考えてます。
それは、「やってて楽しいこと」「やってて安心すること」という2点です。
楽しいこと
「やってて楽しいこと」というのはもう説明するまでもないことだとは思いますがやはり重要な要素です。
ワクワクする気持ちがなければやりたいこととは言えません。
アウトオブ眼中
そして、楽しいことも色々あるとは思いますが、もうそれをやっているときは周りのことが気にならなくなるぐらい熱中できるものが本物です。
寝ても覚めても気がつけばそればかりをやっていて、頭の中はそれでいっぱい、周りの意見なんて「そんなの関係ねぇ」なことがいいですね~。
やってて安心すること・不安にならないこと
これも大事な要素になります。
例えば、ファイナルファンタジー(FF)が大好きな人がいたとします。
もうそれこそ寝ても覚めても、FFだ~という人です。
でも、もしもその人がFFをやっている時に「ああ~こんなことやってていいのかな~」と少しでも感じるのだとしたら、それは「自分が本当にやりたいこと」ではありません。
ただ、そんなことを言われても「関係ね~俺(私)にはFFしかないんだ~」と心から言える人には、FFは「自分が本当にやりたいこと」になります。
そんな人が、FFの素晴らしさ楽しさをしっかりと提示していけばその人をリーダーとしたコミュニティができるでしょう。
「FFのセミナーやります」なんて言ったら、面白がって来る人もいるでしょう。
世の中売れないものはないというのはヤフーオークションや【ココナラ+】
なんて言うサービスを見ると実感できるかと思います。
そして、たとえFFが終わったとしても「そんな熱い人」が次にやるゲームは気になるのでコミュニティの一部の人は残るでしょうし、また次のゲームでコミュニティを作れます(別にゲームでなくてもいいですが)。
僕の場合は、好きなことなんだけど、やっててしんどいな、疲れるなということが多いことでも「安心すること」をやるのを好むタイプの人間です(それだけ不安が強いんでしょうね)。
基準は自分なりのものでもちろん構いませんので、人生をかけても後悔しなさそうなことを見つけましょう。
やりたいことを見つける方法
続いて具体的に「やりたいことを見つける方法」をご紹介します。
僕がやってみて効果的だった方法で「ブレインダンプ」と「子供の頃に遊んだ場所を巡る」という2つになります。
ブレインダンプ
まずはブレインダンプから。
ブレインダンプは知っている人も多いかも知れませんが、大きな紙(僕は画用紙)を用意してそこに主題に沿って思いついたことをどんどん書き出していくというものです。
今回の場合でしたら「自分のやりたいこと」「自分の好きなこと」などを主題にします。
脳みその中身を紙の上に落とすという作業をするわけです。
ですから、とにかく思いついたものはすべて書き出して、吐き出してください。
非道徳的なことや人にはとても言えない恥ずかしいことなども、迷わず出してしまいましょう(書いた紙は他人には見つからないようにしましょう)。
出す個数ややる時間は人それぞれでいいですが、目標としては1000とか2000を目指して、ふーふー言いながらひたすら出しましょう。
はじめはメンドくさいし、かなり疲れますが「自分ってこんなこと考えてる人間なんだ」という発見があり、やりたいことを見つけるためには非常に参考になるやり方です。
文章を書くときもこの方法は使うことになるので、文章を書き慣れていない人は、今のうちから慣れておくとあとあと楽になります。
もちろん、これは頭の中でやったことですから、これで「やりたいこと」が決まりではありません。
死力を振り絞って出し尽くしたら、あとはその紙を眺めたり、まとめたりしながら「自分のやりたいこと」にあたりをつけていくのです。
そして、やりたいことの中でも上位に位置するもの、すぐにできそうなものを片っ端からやっていくのです。
どんどんやっていって自分が「違う」と感じたものはどんどんほかって、また新しいことをやりましょう。
そうすれば、いつかは当たりと呼べるものに出会えます。
なんか、気の遠くなる話ですが、僕らはかなり感覚が鈍ってしまっているので、「やりたいこと」を見つけるまでに少し時間がかかるかもしれません。
「子供の頃に遊んだ場所を巡る」
んで、その感覚が鈍ってしまっているなら感覚を研ぎ澄ませばいいんじゃね?
と思ったあなたは予想以上に鋭いお方です。
先ほど言ったとおり、僕らは教育によって意志や感情を押し殺すのが普通になっています。
もう中学生ぐらいになれば、かなり「工場人間(もちろん工場で働くことがどうとかいうことではないですよ、念のため)」になってしまっています。
(僕なんかは自分ではけっこう毒されていない方かななんて思ってましたが、しっかりと教育されてました。)
ですから、「工場人間」を脱するために「子供の頃に遊んだ場所を巡る」ことをやってほしいのです。
子供の頃に遊んだ場所をゆっくりと”歩いて(これ重要)”、目線を落として、匂いなども確かめながら回ってみてください。
橋の下や秘密基地を作った場所、クワガタを採った場所、近所のスーパー、などなどです。
僕は、自分の家まで60キロほど歩いて帰るという企画を実行した時、自分の家の近くになり昔遊んだ場所を歩いて回った時に、バリバリと音を立てて自分にヒビが入るのを感じました。
なんかすごい殻に入って生きてきたことを実感したのです。
もちろん、それらが一瞬ですべてなくなるわけではないですが、どれだけ強固な殻に入っているかを知り、そこにヒビが入ってしまえば、そこから抜け出すのはそれほど難しくはありません。
ぜひ、水筒などを持ってクタクタになるまで歩き回ってください。
僕は今でもこの時のことを思い出すと胸が踊ります。
最後に
今回はやりたいことを見つける方法ということでお話ししてきました。
他にも「普段やらないことをやる」「やりたくないことばかりやる」「子供の頃の記憶をたどる(内観法)」など色々やりました。
興味があればそちらもやってみてください、新たな発見がたくさんあります。
そしてどんどんやってみてなんとか「自分が本当にやりたいこと」を見つけてください。
ただ、やりたいことは変わっていくものなので正確には「その時の自分が本当にやりたいこと」となります。
やっていて、何か違和感が出てきたら、またその時の自分がやりたいことを見つけましょう。
それでは、これで今回は終わります。
ありがとうございました。
追伸
感想・質問・相談(パニック障害のことももちろんオッケーです)などありましたら、どしどしメールお待ちしております。